日本製紙はこのほど、オンラインで開催された国際会議「Biomass in the Net-Zero Economy Virtual Conference」(主催 CMT;Centre for Management Technology Pte. Ltd.)で、ブラジルの自社植林地における生産性向上の取組みについて講演した。
日本製紙はブラジルのアマパ州で、同社最大の植林面積を持つプロジェクトを展開、近年は、植林およびチップ生産販売を主事業とするグループ会社、AMCEL社の植林地をフィールドとして植林技術の開発を進めてきた。AMCEL社では、ゲノム情報を利用した選抜育種や挿し木技術を活用した苗木の増殖を実施し、植林地の生産性を大きく向上させており、講演ではその実績を紹介した。
王子駅前のサンスクエアで紙博とコラボ企画
日本製紙グループの日本製紙総合開発が運営する、東京・王子駅前の複合商業ビル「サンスクエア」で、同じく王子の飛鳥山公園にある「紙の博物館」とのコラボ企画がスタートした。
Top's KEY'S CAFE 王子サンスクエア店では、紙の博物館の当日利用入館チケットを提示すると一部商品の割引サービスが受けられ、またサンスクエア内の「木と緑のレストラン141 OUJI TABLE」と「Top's KEY'S CAFE 王子サンスクエア店」では、大河ドラマ「青天を衝け」の主人公で、飛鳥山に邸を構えた渋沢栄一翁が好んだ健康食品、オートミールを使った特別メニュー「オートミールパスタ」や「渋沢パフェ」を提供している。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/10号」より