=トーモク=
4~6月期は増収増益
トーモクは2022年3月期第1四半期(2021年4~6月)決算を発表した。以下、連結ベース、単位100万円、%表記は対前年同期比、〈 〉内は前年同期の実績値。
〔第1四半期〕
売上高 47,517 (+30.6%)
営業益 541 〈△249〉
経常益 594 〈△83〉
当期益 225 〈△116〉
〔通期予想〕
売上高 210,000 (+19.6%)
営業益 9,000 (+24.5%)
経常益 9,200 (+18.9%)
当期益 6,000 (+22.8%)
○段ボール…売上高は+5.8%、営業利益は+18.8%。食料品・飲料向けの販売量増加により生産量・販売量ともに前年同期を上回った。営業利益は、生産性向上への取組みも寄与して増益。
○住宅…売上高はスウェーデンハウスの契約棟数、販売棟数が増加し+280.2%。前期末に子会社化した玉善の売上に加え、収益認識会計基準の適用により売上高は前年同期を大幅に上回った。営業損益は、売上が4Qに集中するため1Qは△1,309百万円(前年同期△1,720百万円)の損失計上となった。
○運輸倉庫…売上高は+4.3%、営業利益は+28.8%。運輸部門は、飲料関係を中心に取扱量が回復し、また関東エリアで新規拠点(TLP群馬)を開設したこともあり、増収となった。倉庫部門もTLP群馬の稼働や飲料、日用品の取扱い増などにより増収。
通期予想は、5月発表の前回予想から変更なし。
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/23号」より