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紙の業界ニュース

2021/10/04

=富士里和製紙=トイレ紙の加工ラインに新型エンボス装置を導入

 富士里和製紙はこのほど、トイレットロールの加工ラインにラミネーション・エンボス装置「TouchMax Twin」を導入し、稼働を開始した。
 TouchMax Twinは、イタリアGambini S.p.A.によって開発されたラミネーション・エンボス装置で、川之江造機との提携により日本に導入された第1号機。富士里和製紙への導入に当たっては、主要制御機器の日本製への変更、操作パネルやエラーメッセージなどHMI表示の日本語化、インターネットを経由したリモート・メンテナンス・システムの採用など、万全の運用体制を整えた。 
 TouchMax Twinは、ターレット内に3本、フレーム内に2本、計5本のスチールロールを装備しており、ターレットを回転させることにより、ごく短時間でエンボスパターンを変更できる。 ラミネーション方式はRandom、Synchronized、LNGの3つのモードに対応しており、柔らかい感触と高い吸水性を持つバルキー(嵩高)な製品から、コンパクトな長尺製品まで、仕様に応じてモードを使い分けることができる。富士里和製紙では、TouchMax Twinの最大の特徴であるフレキシビリティを活かし、顧客ニーズにきめ細かく対応した生産体制を構築していく。
 
 同機で製造したラミネーション・エンボス製品は、9月下旬以降、順次発売していく予定で、その第1弾が『Botanica(ボタニカ)ダブル8ロール』。「環境保護には貢献したいけど、使い心地は妥協したくない」という声に応えた新しいトイレットペーパーで、独自開発した4層構造により、再生紙を70%配合してもふっくら柔らかな質感を実現した。
 独自技術のハイブリッド・ソフト製法により、再生パルプ層70%+バージンパルプ層30%の2層で1枚の紙を形成し、その紙を2枚重ねる際、柔らかいバージンパルプ層を肌に触れる外側、丈夫な再生パルプ層を内側にして接着。“2層×2枚”の4層構造により、しっかりとしたボリュームと優しい肌ざわりを同時に実現した。エンボス柄は、「ツルニチニチソウ」をモチーフにした可憐な花柄のオリジナルデザインで、曲面と曲線を多用した彫りの深い柄は、レリーフのように立体的な陰影を紙に与えている。また、深い凹凸を持つ紙を貼り合わせることにより、上下の紙の間に立体的な空間ができ、水分の吸収を助ける効果も生まれる。エンボス柄の色は、グリーンとバイオレットの2色から選べる。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/4号」より
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