大王製紙はこのほど、「経団連生物多様性宣言イニシアチブ」に賛同を表明した。
大王製紙グループは、1993年に「DAIO地球環境憲章」を制定し、また今年5月には「大王製紙グループサステナビリティ・ビジョン」を制定して、社会課題解決に取り組む方針や理念を発表した。生物多様性維持の活動では、南米チリでの天然記念物「アレルセ」の保護活動などに取り組んでいる。
国連グローバル・コンパクトに署名
また大王製紙は、国連が提唱する「国連グローバル・コンパクト」に署名し、8月23日付で賛同署名企業として登録された。
国連グローバル・コンパクトは、国際社会で持続可能な成長を実現するため、企業や団体に人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、腐敗の防止に関する10の原則を遵守するよう求めるもので、9月末現在、世界で1万4,000以上の企業・団体が参加している。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/25号」より