コロナ禍での衛生意識の高まりを背景に、ペーパータオル市場が拡大している。各社が製品ラインアップを強化する中、大王製紙は今夏から、「水まわりの“新常識”」を提案し、『Plus+キレイ(プラスキレイ)』ペーパータオルと『ラクらクック』キッチンペーパーの2ブランドで、複数の新製品を市場投入した。また、国内での供給力を強化するため三島工場にペーパータオル原紙の抄紙機と加工設備を増設したほか、「水まわりの“新常識”」を全面的に打ち出したテレビCMもスタートさせ、ペーパータオル市場の盛り上がりを牽引している。
CMで提案しているのは、家族で使う洗面所の布タオルをペーパータオルに変えて衛生的な毎日を送る“新常識”と、調理中の濡れた手や食材に触れた手でも片手でサッと取り出せる、キッチンペーパーの“新常識”。ちなみに今夏の新製品にはすべて、片手で取り出しやすい「独自の取出し口」を採用。また、水回りで使いやすいフィルム包装にしている。
『Plus+キレイ』と『ラクらクック』の主な新製品は次の通り。
《『Plus+キレイ』シリーズ》
■Plus+キレイ ペーパータオルコンパクトタイプ…お手ふき・ふき掃除用。水に濡れた時の破れにくさがティシュの3倍。8月発売の新製品。
■Plus+キレイ ハンドタオル…お手ふき・お口ふき用で、心地よいやわらかさが特徴。9月発売のリニューアル品。
《『ラクらクック』シリーズ》
■ラクらクック パパッと手軽に使えるキッチンペーパー…調理・ふき掃除用。コンパクトサイズながら油をしっかりキャッチ。8月発売の新製品。
■ラクらクック キッチンペーパー…調理用。厚みのある凸凹シートが水も油もサッと吸収。9月発売のリニューアル品。
■ラクらクック ペーパーふきん…ふき掃除用。ゴシゴシふいても破れにくい丈夫なフラットシート。9月発売の新製品。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/1号」より