中越パルプ工業は、東証の新市場区分移行に当たり、プライム市場上場に向けて「新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書」を開示する。
中越パルプは7月の一次判定で、「流通株式数」「流通株式比率」「売買代金」はプライム市場の上場維持基準を充たすものの、「流通株式時価総額」については基準を充たしていないとの通知を受けた。新市場区分の上場維持基準では、前述の計画書を開示することで、当面の間、経過措置が適用されることになっている。同社では、12月30日までに計画書を開示し、プライム市場の上場維持基準充足に向けた計画・取組みを公表する予定。
株式会社 紙業タイムス社 「Future12/27号」より