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紙の業界ニュース

2022/01/06

=日本製紙=CNF蓄電体のLED点灯検証に成功

 日本製紙は、セルロースナノファイバー(=CNF)による蓄電体開発に向け、学術実験以外では世界で初めて、CNF蓄電体のLED点灯検証に成功した。
 CNFの製品開発において同社では、TEMPO酸化CNF(工業用途全般)、金属イオン担持変性セルロース(紙製品・不織布など)、カルボキシメチル化CNF(食品・化粧品など)、CNF強化樹脂(自動車、家電などの構造材料)の4タイプをラインアップし、用途開発に取り組んでいる。中でも、東北大学と共同研究しているCNFの蓄電性については、今年3月に東北大学が「アモルファスセルロースナノファイバーを利用して創成した物理的高性能電子吸着体の発見」として公表し、現在両者で国際特許を申請中。
 CNF蓄電デバイスは、既存の電気化学的蓄電池と比べて、①電流長時間充電法でなく高電圧短時間充電法である ②劣化しにくく、リサイクル性が高い ③化学反応を使わず安全性が高いなどの優位性が期待されている。この蓄電デバイスの開発に向け、日本製紙は現在、CNF蓄電膜の製造プロセスの開発を進めており、今回の検証はその取組みの一環。

『School POP』が淡路島で採用
 日本製紙が製造販売するストローレス対応学乳容器『School POP』が、兵庫県の淡路島全島で学校給食用牛乳容器として採用され、12月下旬から供給開始される。『School POP』は、今年1月の高知県を皮切りに全国で採用が進み、今回は5件目、近畿圏では初の採用となる。
 淡路島の学校給食用牛乳は、淡路島牛乳㈱が域内の小中学校など計55校に年間200万本を供給している。淡路島牛乳では、給食用牛乳への『School POP』採用にあわせ、一般販売用の同形状200ml製品も『School POP』へ切り替える。

ヒートシール紙『ラミナ』の採用も拡がる
 また日本製紙では、ヒートシール紙『ラミナ』がこのほど、フジモリ産業が開発した“中身が見える「窓付き紙パウチ」”に採用された。
 フジモリ産業の「窓付き紙パウチ」は、『ラミナ』を用いた紙製パウチの窓部に、植物由来のセルロースフィルムを使用することで、高バイオマス・高生分解性の環境配慮型包材であると同時に、“中身が見えない”という紙製包材の課題を解決した。
 

株式会社 紙業タイムス社 「Future1/3号」より

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