先般の大王製紙、丸富製紙に続き、コアレックスグループと日本製紙クレシアが家庭紙製品の値上げを発表した。原燃料価格や物流費などの上昇などにより、企業努力のみで再生産可能な収益を確保するのが難しくなっている。
■コアレックスグループ
トイレットペーパー、ティシュ、ハンドタオルおよび原紙価格を、3月21日出荷分から15%以上値上げする。
■日本製紙クレシア
フェイシャルティシュー、トイレットロール、ペーパータオルほか家庭紙製品全品を、4月1日出荷分から10%以上値上げする。
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/14号」より