三菱製紙は、4月1日出荷分から家庭紙全般を値上げする。上げ幅は15%以上で、対象製品はティシュ、トイレットペーパー、ハンドタオル、キッチンタオルほか全家庭紙製品。同社では、「原燃料価格の高騰に加え、諸資材価格、物流諸経費も上昇し、家庭紙事業は極めて厳しい状況」として、値上げへの理解を求めている。
家庭紙に関しては、丸富製紙、大王製紙、コアレックスグループ、日本製紙クレシアが、3月または4月出荷分からの値上げを表明している一方、2月の日経市況ではティシュなどが値下がりした。
株式会社 紙業タイムス社 「Future3/14号」より