日本製紙はこのほど、白板紙でエコレールマークの商品認定を取得した。
エコレールマークは、国土交通省が制定し鉄道貨物協会が運営する認定制度。単位あたりCO2排出量の少ない鉄道貨物輸送に取り組んでいる企業や商品を対象に、商品の場合は「エコレールマーク商品」、企業の場合は「エコレールマーク取組企業」として認定している。
日本製紙は、製品輸送時の温室効果ガス排出量を削減するため、鉄道や内航船舶などで一度に大量の荷物を長距離輸送するモーダルシフト輸送を推進しており、2021年8月にエコレールマークの取組企業認定、および洋紙で商品認定を取得している。今回の白板紙はそれに続くもの。
「えるぼし」認定を取得
また日本製紙は、女性の活躍推進に取り組む企業として、東京労働局から「えるぼし」認定を受けた。
「えるぼし」は、女性活躍推進法に基づく行動計画の策定・届出を行った事業主のうち、諸施策の実施状況が優良であるなどの要件を満たした企業が取得できる。3段階の認定があり、5つの評価項目のうち満たした数に応じて段階が決まる。同社が取得したのは3段階中の2段階目。
株式会社 紙業タイムス社 「Future3/28号」より