日本製紙グループの日本紙通商は3月25日、医療用マスク『Cu-TOP(シーユートップ)サージカルマスク』を数量限定で発売した。
『Cu-TOPサージカルマスク』は、日本製紙が開発した、抗ウイルス性能を付与できる機能性シートCu-TOP不織布をはじめ、厳選した国内メーカー素材を使用し、国内マスク性能の指標である日本産業規格(JIS T9001医療用マスク)において、最上位品質のクラスⅢ適合と判定された。
Cu-TOP不織布は、紙の原料であるセルロースの表面に銅イオンを結合させた不織布で、①ウイルス減少率は1分間で99% ②菌の増殖を99.9%以上抑制 ③アンモニア、硫化水素などの臭気を低減 ④スギ花粉、ダニなどを減少の4つの機能が確認されている。また、マスクの口元素材には、ふんわりと頬をやさしく包み込む柔らかな素材を採用。肌あたりが優しいのでストレスを感じにくく、快適に過ごせる。環境にも配慮するため、包装用フィルムは使用せず、外箱には森林認証紙『JETエースW』(350g/㎡)の化粧箱を採用した。
事業者向け会員制オンラインショップ「KAMITSUSHO.COM」(https://kamitsusho.com/)で販売しており、1ケース16箱入(1箱25枚入)。同社では、「医療・介護従事者だけでなく、広く一般にも使用できる高品質なマスクの開発・販売に取り組む」と述べている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/11号」より