三菱製紙は、社外取締役などを除く取締役および執行役員を対象とした、業績連動型株式報酬制度を継続する。会社業績、株式価値との連動性が高く、かつ透明性・客観性の高い役員報酬制度として、継続を決めたもの。
同制度では、欧米の業績連動型株式報酬などと同様、役位や業績目標の達成度に応じて三菱製紙株式および(同株式の)換価処分金相当額を役員に交付する、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)の仕組みを採用している。同社が掲げる中期経営計画の3事業年度を対象に、役位および毎事業年度の業績目標の達成度に応じて、役員退任時に同社株式の交付などを行う。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/30号」より