日本東海インダストリアルペーパーサプライはこのほど、機能性段ボール原紙『抗ウイルスライナMT22』を開発、10月からサンプル提供を開始した。
『MT22』は、日本製紙が開発した抗ウイルス、抗菌・消臭性能を持つ変性セルロースを表層に抄き込んだ段ボール原紙。担持した金属イオンにより、高い抗ウイルス性、抗菌、消臭効果を発揮する。付着したウイルスは2時間で99%以上低減することが確認されており、また抗菌試験では18時間で菌を99%低減し、消臭試験では2時間で硫化水素を65%以上低減した。抗菌製品技術協議会が制定する抗ウイルス加工の認証取得済。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/7号」より