凸版印刷はこのほど、広島県廿日市市に、新たなシステム開発拠点「ICT KŌBŌ RMIYAJIMA(アイシーティーコーボー ミヤジマ)」を開設した。
凸版印刷は、デジタルトランスフォーメーション(=DX)部門の強化と多様な働き方の実現を目的として、全国にシステム開発拠点を増設している。2020年に長野県飯綱町の「ICT KŌBŌ IIZUNA」、21年に沖縄県うるま市の「ICT KŌBŌ URUMA」、22年には福岡県大牟田市の「ICT KŌBŌ ARIAKE」を開設し、拠点の拡充を進めると同時に、地域住民や企業と交流を図り、新事業の創出や現地雇用の拡大を進めてきた。
広島での拠点開設はそれらに続くもので、DX戦略におけるシステム開発拠点の拡充と同時に、U/J/Iターン希望者の採用による移住者の増加や、多様な働き方の実現、地域活性化に貢献していく。なお同社では、開設に合わせ広島県廿日市市と「地域社会の活性化に関する包括連携協定」を締結している。
株式会社 紙業タイムス社 「Future1/30号」より