平和紙業は、製造メーカー(イギリス・アルジョウィギンス社)の破産により生産停止となっていた『コンケラー』や『キュリアス』について、生産再開とブランドリニューアルの見通しがたったことを、このほど発表した。
アルジョウィギンス社の製品は、生産停止後、欧州の大手紙商社であるアンタリス社が主要ブランドを取得して生産委託販売を検討していた。平和紙業によれば、主要ブランドであるキュリアス、コンケラーの生産委託に関わる作業は順調に進行しており、一部アイテムに関してはすでにテスト生産が終了し、6月頃までにブランドリニューアルの情報を提供できる見通し。平和紙業でもリニューアル後のキュリアス、コンケラーの在庫販売を予定しており、現在、品質、規格、条件などを調整確認中。製品の詳細や輸入スケジュールが判明次第、公表するとしている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/8号」より