6月15日（木）、明治記念館（東京）において、第11回定時社員総会並びに講演会が開催された。開会に先立ち、三輪陽通会長（三光）が次のように挨拶した。
　「3年ぶりの全面的リアル開催となった。コロナ禍により閉塞した3年間、われわれの業界を取り巻く環境は厳しさを増し、より難しい舵取りを迫られている。昨年4月に施行されたプラスチック新法から1年。自治体の対応はマテリアルリサイクルに重きを置き、ケミカルリサイクルについても、大手化学メーカー中心に活動を活発化している。しかしロシアのウクライナ侵攻に端を発するエネルギー価格の高騰や、脱炭素社会に向けての石炭代替燃料の需要の高まりから、RPFの価値が再評価されているところもある。自治体の考え方も汲みながら、サーキュラーエコノミー社会に向けた役割を率先して果たしていく所存だ」と述べた。
　議案は、第1号～第7号議案が審議され、すべて承認・可決された。このうち第7号議案の役員選任では、理事増員ならびに前監事辞任に伴う補欠監事選任を行った。
　〔理事＝6月15日〕▽理事（新任）・本間洋士〈不二産業〉▽同・平林正幸〈フロンティア・スピリット E･P･S〉▽同・石坂典子〈石坂産業〉▽同・林隆行〈タケエイ〉▽同・佐野文勝〈エコネコル〉▽同・石坂孝光〈有価物回収協業組合 石坂グループ〉
　〔監事＝6月16日〕▽監事（新任）・上甲龍也〈あおぞら〉
　また総会後の講演会では、元サッカー日本代表で、現在はJ3リーグのガイナーレ鳥取で代表取締役GMを務める岡野雅行氏を招き、「野人伝～波乱万丈・全力疾走のサッカー人生」を傾聴した。
 

株式会社　紙業タイムス社　「Future7/3号」より