大王製紙は、ブラジル事業の経営効率化の一環として、連結子会社のSanther-Fbrica de Papel Santa Therezinha S.A.(=Santher社)と、特定子会社のH&PC BRAZIL PARTICIPAES S.A.(=H&PC BRAZIL社)が、8月31日付で合併することを発表した。
両社ともサンパウロに本社を置くホーム&パーソナルケア事業会社で、合併方式はSanther社を存続会社とする吸収合併方式。H&PC BRAZIL社は消滅し、合併新会社はSanther社の商号をそのまま継続する。
【Santher社】▽事業:衛生用紙および紙おむつなどのホーム&パーソナルケア製品および特殊紙の製造販売▽資本金:2億4,900万レアル(合併後は100万レアルとなる予定)▽大株主:H&PC BRAZIL社100%(合併後は大王製紙51%、丸紅49%)▽従業員:1,529名▽2022年12月期売上高:21億3,300万レアル
【H&PC BRAZIL社】▽事業:南米におけるホーム&パーソナルケア製品の市場調査、マーケティング/南米におけるホーム&パーソナルケア事業に関連したM&Aおよび合弁企業設立などの企画立案および実施▽資本金:25億レアル▽大株主:大王製紙51%、丸紅49%▽従業員:0名▽2022年12月期売上高:0レアル
平和堂での売上げの一部を滋賀県へ寄付
大王製紙はこのほど、平和堂(滋賀県彦根市)と協同で実施した「ちょっといいことキャンペーン」の売上げの一部(976,825円)を、滋賀県社会福祉協議会「子どもの笑顔はぐくみプロジェクト」 に寄付した。同プロジェクトへの寄付金は、子ども食堂や、子ども達の居場所をつくる活動などに使用される。
大王製紙と平和堂の「ちょっといいことキャンペーン」は、4~5月の2ヵ月間に実施されたキャンペーンで、平和堂グループの対象店舗でエリエール製品を購入すると、売上げの一部が「子どもの笑顔はぐくみプロジェクト」に寄付されるというもの。
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/28号」より