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紙の業界ニュース

2023/09/21

決 算

=2024年3月期第1四半期④=
 前号に続き、紙パ関連各社の2024年3月期第1四半期決算(23年4~6月)を紹介する。以下、連結ベース、単位100万円、%表記は対前年同期比、〈 〉内は前年同期の実績値。
【紙流通】
■KPPグループホールディングス
〔第1四半期〕
 売上高    160,710    (+3.8%)
 営業益    3,922    (△26.5%)
 経常益    3,310    (△31.3%)
 当期益    2,660    (△30.9%)
〔通期予想〕
 売上高    650,000    (△1.5%)
 営業益    17,000    (△16.7%)
 経常益    13,500    (△26.6%)
 当期益    10,500    (△33.2%)
○北東アジア…売上高+3.5%、営業利益△1.6%。日本では、紙分野の価格修正により増収となったが、グラフィック用紙の販売量は前年割れ。板紙は、段原紙と紙器用板紙の販売量は減少も高板は堅調。古紙は販売量横ばいを維持したが減収。パルプは増収。中国は販売量・売上高ともに前年割れ。
○欧州/南米…売上高+3.1%、営業利益△34.2%。欧州事業は、需要低迷と一部価格下落でペーパー事業が低調だったがパッケージ事業は増収。南米は計画通りの業績。
○アジアパシフィック…売上高+9.4%、営業利益△64.3%。オセアニアは増収だが、M&Aで発生したのれんの一括償却などにより減益。アセアンはペーパー事業が低迷する一方、シンガポールでのM&Aが業績に貢献。
○不動産賃貸事業…売上高+23.9%、営業利益+201.0%。
 通期予想は、5月公表の業績予想から変更なし。
■日本紙パルプ商事
〔第1四半期〕
 売上収益    135,902    (+8.1%)
 営業益    4,654     (+15.1%)
 経常益    5,047     (+12.7%)
 当期益    2,839     (△79.6%)
〔通期予想〕
 営業益    18,000     (△11.2%)
 経常益    17,000     (△19.9%)
 当期益    11,000     (△56.7%)
 当期益の大幅減益は、前年同期には固定資産の売却益があったことなどによる。
○国内卸売…売上収益+10.3%、経常利益+50.5%。紙の販売量は減少、板紙、電子部品関連機能材の販売量は前年並みだったが、価格修正により増収増益。
○海外卸売…売上収益+6.3%、経常利益△35.8%。価格修正により販売金額が増加。日本からの輸出は、中国や東南アジアで需要が減少し販売量・金額ともに減少。為替換算の影響もあり全体では増収。利益は人件費や支払利息の増加により減益。
○製紙加工…売上収益+15.3%、経常利益+49.1%。価格修正とコストダウンにより増収増益。
○環境原材料…売上収益+2.4%、経常利益+1.1%。
○不動産賃貸…売上収益△19.7%、経常利益+75.0%。
 通期予想は、5月公表の業績予想から変更なし。
■共同紙販ホールディングス
〔第1四半期〕
 売上高    4,308    (+7.0%)
 営業益    43    (約43倍)
 経常益    60    (+172.2%)
 当期益    39    (+224.8%)
〔通期予想〕
 売上高    17,100    (+0.4%)
 営業益    154    (+0.4%)
 経常益    185    (+0.1%)
 当期益    105    (+3.7%)
 適正価格の維持に努めるとともに、プライベートブランド商品をはじめ、環境に配慮した森林認証紙の販売促進に取り組んだ。セグメント別売上高は、洋紙卸売事業が+7.2%の4,291百万円、物流事業が+1.3%の72百万円、不動産賃貸事業が△1.8%の26百万円。
 通期予想は、5月公表の業績予想から変更なし。
■平和紙業
〔第1四半期〕
 売上高    3,808    (+2.1%)
 営業益    2    〈△24〉
 経常益    32    〈△2〉
 当期益    9    (△98.8%)
〔通期予想〕
 売上高    17,000    (+5.8%)
 営業益    122     (△11.8%)
 経常益    196    (+2.0%)
 当期益    137    (△84.3%)
○和洋紙卸売業…売上高+2.0%、営業損失△1百万円(前年同期比+24百万円)。販売量は減少したが、販売単価の上昇や経済活動の正常化による国内需要の下支えもあり、増収となった。品種別の売上高は次の通り。ファンシーペーパーは紙製品や紙袋用途が減少して△1.3%。ファインボードは高級パッケージ向けが回復し+16.5%。高級印刷紙は商印用途が安定し、出版物や紙製品用途が増加して+7.8%。ベーシックペーパーは販売量が減少したが販売価格上昇で+1.3%。技術紙は偽造防止用途や合成紙の販売が伸び悩み△3.5%。その他(家庭紙、紙加工品、製紙関連資材等)は△6.0%。
○不動産賃貸業…売上高+0.1%、営業利益+0.8%。
 通期予想は、5月公表の業績予想から変更なし。
■セキ
〔第1四半期〕
 売上高    2,780    (+4.8%)
 営業益    △1    〈22〉
 経常益    56    (△30.7%)
 当期益    39    (△33.7%)
〔通期予想〕
 売上高    12,290     (+3.2%)
 営業益    407     (△7.7%)
 経常益    546     (△7.9%)
 当期益    342     (△20.4%)
○印刷関連事業…売上高+3.5%、営業利益△93.8%。外注比率が高まったことや、付加価値の高い受注の減少により減益。
○洋紙・板紙販売関連事業…売上高+28.8%、営業損失△2百万円(前年同期比+5百万円)。企業活動の持ち直しにより印刷業者からの用紙受注が堅調。
○出版・広告代理関連事業…売上高+4.9%、営業損失△8百万円(前年同期比+18百万円)。
○美術館関連事業…売上高△0.4%、営業損失△4百万円(前年同期比±0百万円)。
○カタログ販売関連事業…売上高+6.3%、営業利益△9.9%。
 通期予想は5月公表の業績予想から変更なし。
 

株式会社 紙業タイムス社 「Future9/11号」より

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