福島市の製紙原料商、㈱こんの(紺野道昭社長)では、長年にわたる障がい者雇用に関する取組みが評価され、このほど福島市より「障がい者雇用推進企業」のゴールド認証を取得。去る10月23日には木幡浩福島市長が同社の福島営業所を訪れ、紺野社長へ直接認証書を授与した。
こんのは、これまでも一般認証は受けていたが、一般認証を5年継続し、障がい者雇用の取組みが積極的かつ顕著であることから、ゴールド認証の取得となったもの。
福島市では、ゴールド認証の基準として①一般認証を受けてから5年度目以上 ②5年以上継続雇用する障がい者が1名以上 ③障がい者の実習生を受け入れる体制があり、かつ過去2年以内に受け入れたことがある ④障がい者に配慮した職場環境の整備や職場での理解促進のための取組みを実施など厳しい条件を定めている。
こんのは今回のゴールド認証について、「障がい者社員ご本人の努力と、周囲の社員の理解・協力の賜物であり、関係各位へ感謝申し上げます」とコメントしている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/13号」より