国際紙パルプ商事はこのほど、グループ会社の王子ファイバーが製造・販売する『かみのいとOJO+』を使用したゴールネットが、「みんなの鳩サブレースタジアム」で導入されたことを発表した。
同スタジアムは、サッカークラブの鎌倉インターナショナルFCがホームグラウンドとして使用しており、『OJO+』製のゴールネットは、11月12日の公式戦で初めて使われた。サッカーの公式戦で紙糸製のゴールネットが採用されたのは世界初。
鎌倉インターナショナルFCは神奈川県社会人 1 部リーグ所属のクラブチーム。「みんなの鳩サブレースタジアム」は、老若男女問わず多様な人々が集い、さまざまな価値観が混ざり合うことで新しい価値を生み出せる場所として2021年に開設された。『OJO+』製ゴールネットは子どもからシニアまで多くの人に使用される予定。
なお、『OJO+』を配合したゴールネットは、前橋市内のフットサル施設、フットステージ新前橋でも導入されている。『OJO+』50%+ポリエステル50%のゴールネットで、大人のシュートにも耐えられる強度を保ちつつ、プラスチック原料の割合を減らした。
株式会社 紙業タイムス社 「Future12/25号」より