トーモク、ダイナパック、大王パッケージの3社はこのほど、段ボール製品などの値上げを発表した。
燃料・副資材コストが高止まりする中、物流2024年問題への対応、環境対策、人員確保のための賃上げや労働環境改善など、大幅なコストアップ要因が発生していることが値上げの理由。また下請振興法に基づき、下請・中小協力会社からの協議要請に対応していくためには、自助努力のみでのコスト吸収は難しい状況となっている。
■トーモク…4月1日納入分から段ボールシート・段ボールケース・紙器製品を値上げする。上げ幅は取引先毎に個別に提示していく。
■ダイナパック…4月1日納入分から段ボール製品・紙器製品を値上げする。
■大王パッケージ…段ボール製品を値上げする。実施時期と上げ幅は個別に提示。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/1号」より