三菱製紙は、経営資源の有効活用と財務体質強化のため、連結子会社の三菱王子紙販売が保有するオフィスビルの売却を決めた。
売却するのは東京・京橋に保有するオフィスビル(土地と借地権付建物)で、譲渡先は日本甜菜製糖㈱。引渡し日は10月31日の予定。譲渡益は39億円で、2025年3月期に計上する見込み。
株式売却で特別利益
三菱製紙はこのほど、政策保有株式の見直しにより、同社グループが保有する上場株式3銘柄を売却した。売却益は9億9,100万円で、2024年3月期決算に特別利益として計上する。これを含めた24年3月期の投資有価証券売却益の累計は16億8,100万円となる。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/15号」より