日本製紙が製造販売するストローレス学乳容器『School POP』の採用エリアが、4月からさらに拡大した。
『School POP』は2021年1月の高知県(ひまわり乳業)での採用を皮切りに、順調に採用エリアを拡大し、ストローレス学乳容器の代名詞として急速に普及してきた。
今回は、新たに石川県(乳業メーカー:ホリ乳業)、京都府(同:平林乳業)、熊本県(同:熊本森永乳業、球磨酪農)での導入が決まり、採用エリアは21都府県に拡大した。また、従来から展開されていたエリアでも、新たな乳業メーカーとして埼玉県の西武酪農、大阪府のビタミン乳業といかるが牛乳、兵庫県の共進牧場で採用が決まった。
日本国内の紙容器の学校給食牛乳は年間約15億本。そのうち『School POP』は、これまで採用された4億本に今回の採用エリアを合わせると合計で年間5億本以上となり、全体の30%をカバーすることとなる。ストロー1本を0.5gとして計算した場合、年間250tの使い捨てプラスチックを削減できる計算になる。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/22号」より