日本紙パルプ商事のグループ会社で段ボール原紙を製造する大豊製紙は、大豊製紙グループのロゴを一新し(下図)、webサイトをリニューアルした。
大豊製紙は古紙100%原料の段ボール原紙(中芯・ライナー)を生産し、その生産に使用する動力は、2004年に設立した川辺バイオマス発電からの木質バイオマスによる電気・蒸気を中心に使用している。また23年8月からは、中部電力からの購入電力を岐阜県内の水力由来電力である「ぎふ清流Greenでんき」に切り替え、工場内の使用電力を100%再エネ化している。
大豊製紙グループの新しいロゴは、岐阜県加茂郡川辺町の象徴である清流・飛騨川を表現した青を基調に、古紙から段ボール原紙、廃材からエネルギーを生産する「再生」「循環」を想起させる円形のデザインで、また同社グループが大切にしている「地球環境」「地域社会」「お客様・取引先」の三要素と調和しながら循環型社会を形成する活動の様子も表現している。リニューアルしたwebサイトは、企業情報や採用情報など各コンテンツが見やすい構成にした。
【大豊製紙webサイト】
https://taihopaper.jp/
株式会社 紙業タイムス社 「Future6/10号」より