日本紙パルプ商事は、日本包装技術協会が主催する「2024日本パッケージングコンテスト」に㈱イムラと共同で『紙エール デザインウインドウ』を出品し、コンテストの最高位に当たるジャパンスター賞(経済産業大臣賞)を受賞した。
『紙エール デザインウインドウ』は、白色クラフト紙を使用した中身の見える包装袋。紙自体に特殊な加工を施して窓部分を透明にしているため、通常、窓の加工に必要なプラスチックやグラシン紙といった別素材を貼り合わせる工程が不要な点が特長。アパレルや雑貨の包装材として多くの企業に採用されている。
『紙エール デザインウインドウ』の透明加工は、細かい文字や絵柄にも対応しており、形や絵柄、大きさなどをオーダーメイドでデザインできるほか、透明部分の上に印刷を施すことも可能。古紙リサイクル適性のBランクに相当しており、段ボールや白板紙といった板紙の原料としてリサイクルできる。また、FSCミックス認証の付与も可能となっている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/23号」より