大王製紙は、10月29日の「国際ケア・サポート・デー」にあわせ、同社の大人用紙おむつブランド『アテント』が推進する「介護の快護化」の取組みの一部を紹介した。
「介護の快護化」とは、介護をする人と受ける人、それを支える家族まで、それぞれが抱える悩みや課題の解決策を提案する取組み。次のような取組みを実施している。
■Webセミナー…2022年10月から病院や介護施設の職員を対象にWebセミナーを開講し、これまでに4回のセミナーを実施。リハビリに関する基礎知識から下肢拘縮や中途覚醒などの睡眠に関することなど、介護の場で直面する課題をテーマに、専門家の知識を通して具体的な改善案を提案している。
■出張授業…2023年8月から、全国の中高生を対象に介護についての授業を実施。これまでに3校で行った。介護の実態のほか、普段の生活や災害時にも使用される大人用紙おむつについて、吸収実験や紙おむつの手作り体験を行った。
■論文発表…日本睡眠環境学会機関誌「睡眠と環境」(2023年2号)に、「排泄ケアと睡眠」をテーマとした総説論文を発表。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/18号」より