三菱製紙はこのほど、同社グループにおけるプラスチック資源循環の2023年度実績を発表した。
それによると、三菱製紙グループの2023年度プラスチック使用製品産業廃棄物等排出量は695tで、再資源化率は97.1%(前年度比++7.4%)だった。主な取組みとしては、マテリアルリサイクル用途がない場合はサーマルリサイクルでの熱回収を積極的に活用し、また、分別強化によるリサイクル率の向上を図った。
今後については、2025年度目標として「再資源化率98.0%」を掲げており、そのための主な取組みとしては、プラスチック資材のサーマルリサイクルを推進するほか、排出量については設計段階からの減量化、長寿命化などの配慮により、継続的な削減の取組みを推進していくとしている。