日本紙パルプ商事の連結子会社Ball & Doggett Pty Ltd(オーストラリア・メルボルン)は、このほどCaspak Products Pty Ltd(メルボルン)の事業を譲受した。
日本紙パルプ商事グループは、海外卸売事業の方針の一つとして、既存の販売ネットワークに補完的なM&Aを取り入れながら、軟包装材など高付加価値商材の販売強化を進めており、今回の事業買収もその一環。食品向けを中心とした軟包装材の製造・卸売を手がけるCaspakの事業を譲り受けることにより、Ball & Doggett Groupはオセアニアで、紙流通のリーディングカンパニーとして各事業分野の強化を図る。