日本製紙連合会が集計した11月の紙・板紙国内出荷は前年同月比△7.1%の159.4万tで2ヵ月連続のマイナスとなった(以下、%表記は前年同月比)。用途別にみると、グラフィック用紙は△9.2%の47.8万tで13ヵ月連続のマイナス。パッケージング用紙は△6.4%の96.4万tで、こちらは2ヵ月連続のマイナスだった。
紙・板紙のメーカー輸出は+12.3%の13.9万tと拡大し、2ヵ月ぶりの増加。うちグラフィック用紙は+3.1%の4.5万tで、8ヵ月ぶりのプラス。パッケージング用紙は+17.4%の9.3万tと、4ヵ月連続で前年を上回った。グラフィック用紙では、塗工紙が東南アジア向けで増加。パッケージング用紙では、段ボール原紙が東アジア向けで増えている。
紙・板紙の在庫は前月比+4.6万tの206.6万tで、2ヵ月ぶりの増加。うち、グラフィック用紙は△1.1万tの84.1万tと2ヵ月連続の減少も、パッケージング用紙は+5.1万tの112.0万tで3ヵ月ぶりの増加となった。また衛生用紙は+0.6万tの10.5万tで、4ヵ月連続のプラス。グラフィック用紙では印刷・情報用紙が減少、パッケージング用紙では段ボール原紙が増加した。
〔主要品種の動向〕
*新聞用紙…国内出荷は△12.3%の10.9万tで、54ヵ月連続の減少。
*印刷・情報用紙…国内出荷は△8.2%の36.9万tで、13ヵ月連続の前年実績割れ。一方、メーカー輸出は+3.1%の4.5万tと8ヵ月ぶりのプラスとなった。
*包装用紙…国内出荷は△3.9%の5.1万tで、3ヵ月連続の減少。メーカー輸出は△12.2%の1.0万tと大幅な落ち込みで、3ヵ月連続のマイナス。
*段ボール原紙…国内出荷は△6.6%の70.2万tで、2ヵ月続けての減少。メーカー輸出は+32.6%の7.4万tと3ヵ月連続のプラス。
*白板紙…国内出荷は△5.9%の11.2万tで、2ヵ月連続の減少となった。メーカー輸出は△12.1%の0.3万tで、10ヵ月連続のマイナス
*衛生用紙…国内出荷は△4.8%の15.1万tで、2ヵ月連続の前年割れ。







