レンゴーは、内閣府ムーンショット型研究開発事業の「地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現/資源循環の最適化による農地由来の温室効果ガスの排出削減」に参加し、球状セルロース粒子(ビスコパール)を用いた研究開発を進めている(写真上)。
ムーンショット型研究開発事業とは、内閣府総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)において、困難を伴うが実現できれば大きなインパクトが期待される野心的な目標(ムーンショット目標)に向け、日本発の破壊的イノベーションの創出を目指し、挑戦的な研究開発を推進する制度として創設された。
現在、ムーンショット目標は1から10まで設定されており、本プロジェクトは、ムーンショット目標4において地球温暖化問題の解決(クールアース)への貢献を目指すもの。具体的には、2030年までに農地における温室効果ガスに係る循環技術を確立・実証し、2050年までに農地由来温室効果ガスN2O(一酸化二窒素)の大幅な削減を実現することを目標としている。
同社のビスコパールは、生分解性かつ多孔性の特徴を有し、これまで微生物担体や農業分野での用途開発を行ってきたが、本プロジェクトでは、CO2の265倍もの地球温暖化係数を持つとされるN2Oを無害化する微生物の固定化担体に適していることが確認されている。
同社では今後、「本プロジェクトを通じて担体の改良やコストダウンを行い、さらなる開発を進めてクールアースに貢献していく」考え。







