東京都紙商組合は5月26日、東京・中央区の紙商健保会館で、第78回通常総会並びに東京紙商会館の第72期(2025年度)定時株主総会を開催した。冒頭、渡辺昭彦(日本紙パルプ商事)理事長が次のように挨拶した(要旨)。
渡辺理事長 「書店の減少や教科書のデジタル化といった社会問題を通して、ようやくここへきて政府あるいは社会が本質的な問題に目を向けるようになってきている。これを受け、脱プラ・減プラによる紙への回帰に加え、手書きという活字文化の効能、さらに紙の機能・役割の再認識につながっていくような議論や動きがあり、そうした動きが広がり始めていると実感している。
また政治の舞台でも、紙はゴミという誤った認識を指摘し、紙は資源であると大臣に正す遣り取りもあった。こういったことや、日本製紙連合会が発起人となって設立した『プロジェクト-P』活動も含め、業界の総力を結集して、紙の価値あるいは紙の環境性能などを、正しく広く社会に伝えていけたらと考えている」
続いて議案審議に入り、事務局より第1号議案~第3号議案を上程。すべて満場一致で承認・可決された。第3号議案の役員選任では、23名の役員候補会社からの選任が承認され、渡辺理事長ほか全役員の再任が承認された。
引き続き、東京紙商会館の定時株主総会に移り、渡辺理事長が議長を務め、72期の報告事項のほか、計3項の議案が上程。第2号議案/取締役8名選任の件では、現在の8名全員が再任となるなど、すべて承認・可決された。







