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紙の業界ニュース

2026/10/23

=国際紙パルプ商事=中外写真薬品の全株式取得契約を締結

 KPPグループホールディングス(GH)の連結子会社、国際紙パルプ商事は    このほど、印刷用メディア関連資材などの販売および写真関連事業を営む中外写真薬品㈱(東京都墨田区)の全株式を取得する、株式譲渡契約を締結した。取得対象には中外写真薬品のグループ会社6社も含まれる。実行日は8月24日。KPPグループはこの株式取得を、ビジュアルコミュニケーション事業への本格展開に向けた足がかりとする意向。
 KPP-GHは、2028年3月期を最終年度とする第4次中期経営計画の事業戦略として事業ポートフォリオの変革を進めている。中外写真薬品社とその子会社は、日本国内でビジュアルコミュニケーション(VC)関連資材(インクジェットメディア・プリンター等のハードウェア・インクなど)の販売を手掛けている。
 また写真関連事業では写真薬品の製造やフォトグッズの販売に加え、150年近い歴史を誇り世界の写真業界を代表するブランドである『ILFORD(イルフォード)』の商標権を有するイルフォードイメージングヨーロッパ社の株式50%を保有し、日本を含むアジアおよび欧州で同ブランドのファインアート紙、写真用フィルムなどを販売している。
 今回の株式取得はKPP-GHの事業領域拡大戦略に基づくものであり、北東アジアセグメント(日本)におけるVC事業の本格展開を推進するものとなる。同社グループが有する顧客基盤・グローバルネットワークと、中外写真薬品のVC事業における商品ラインアップを組み合わせることで、未開拓顧客への提案機会拡大、高付加価値製品・サービスの提供による収益性の向上、さらには調達におけるグローバルシナジーの強化が図れる。
 同社は北東アジアにおけるVC事業を新たな収益源として位置づけ、同事業の拡充を通じて中長期的な企業価値向上を実現していく考え。

【中外写真薬品の概要】
▽所在地:東京都墨田区業平2-19-1
▽代表者:新藤桂市
▽事業内容:写真薬品、印刷用メディアとしてのインクジェット紙の製造、大判プリンターや写真機器、インクの販売など
▽設立1948年10月

株紙会社紙業タイムス社 「Future8/24号」より

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