リンテックは先に、2028年10月の竣工を目指し、福岡県糸島市に新たな研究施設「半導体ソリューションラボ」を開設する旨を発表したが、同施設の建設に先立ち、去る8月21日、福岡県庁において福岡県と糸島市、同社の3者による立地協定締結式を執り行った。
リンテックでは以前から、(公財)福岡県産業・科学技術振興財団が運営する「福岡県超集積半導体ソリューションセンター」内に研究員が常駐し、半導体のパッケージング技術に関わるテープ・装置およびプロセスの開発を進めてきた。2024年には、福岡県の半導体産業に対する取組み支援が自社の成長戦略とも合致するとの考えから、同センターの設備増強支援を目的に、「企業版ふるさと納税制度」を活用して1億円の寄付を行った。
そして今回、ここでの研究開発をさらに発展させていくため、糸島リサーチパーク内の同センターに隣接する用地を活用して、新たな研究施設「半導体ソリューションラボ」を開設することにした。
過日、福岡県庁で執り行われた立地協定締結式には(写真左から)、福岡県の服部誠太郎/知事、同社の服部真/代取社長、糸島市の月形祐二/市長が登壇。服部社長は、半導体事業においてリンテックが参入当初から九州と深い関わりを持ってきたこと、また新たに福岡県に拠点を建設する目的や設備の概要などについて説明した。
同社は今後も引き続き、自治体と協力しながら半導体関連分野における技術革新と事業のさらなる育成・成長に取り組んでいく考え。
株紙会社紙業タイムス社 「Future9/21号」より







