7月16日[金]上記講座に出席。テーマ①「マスメディアの商業化運営と報道改革」、②「マクロ経済政策決定過程」、③「経済発展と地方政府」を中国人講師が説明。要約 ①、中国メディアは毛沢東時代の中国共産党の中央機関紙としての役割から、1980年代に大きく改革し独立採算制を導入するなど、商業化の運営で大きく前進した。今や、共産党の宣伝向けとしての支配的、独占的な地位を失い、発行部数、視聴率、利潤、世論への影響力等で、大衆・市民向けのメディアが急速に発展している。②世界金融危機後に中国の迅速な景気刺激策決定に「中央領導」がどのように意思決定に関わったかを検討。③中国地域経済発展の基盤に地方政府が果たした役割の解説。地方では税金収入が必ずしも多くなく、重要なのは税外収入で、省及び省以下の政府の税外収入は地方財政収入の75%を占めており、税外収入を増加させるために地方経済の発展に力を注いでいる。
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ