8月3日に経済産業調査会主催の説明会が開催された。6月22日に経済産業省から通商白書が公表され、その概要説明。
目次:第1章 転換期にあるグローバル経済の現状と今後。
第2章 アジア「内需」と共に成長する我が国、持続的成長実現に向けたアジア・太平洋の枠組み。
第3章 危機後の我が国の現状と進むべき方向性。
第2章の補足として、アジアは製造業付加価値額で世界トップの地位を確立した。中国を経由する部品の輸出入が大幅に増加し中国の生産拠点としての存在感が高まった。2020年までに、中国が我が国を上回りアジア最大の消費市場、アジア全体では我が国の約4.5倍に消費市場が成長し欧州を抜き米国に並ぶ見込み。2020年アジアの中間層は約20億人となり、5年以内にアジアの富裕層は我が国を超える規模となる。今後アジアの消費者は豊かな生活実現[旅行、医療、教育]に向けてのサービス支出を拡大する。アジアが克服すべき共通課題として、少子高齢化と資源問題を指摘している。
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ