カレリア共和国のロシア新聞用紙大手メーカー・コンドポガ社は財政健全化を目標にロシア西部ニジニ・ノヴゴロド州の年産能力56.5万㌧VOLGA社との合併を検討している。結論は本年第1四半期前に出る模様。同時に10%の株を所有しているカレリア地元政府や連邦政府と総生産能力76.6万㌧の製紙工場再開に向け解決策を検討している。コンドポガ工場は新聞用紙抄紙機6台で75万㌧の能力があり、目下8号機18.5万㌧だけが稼働、他の5台は2012年末から停止状態。7台目の機械3号機は1.6万㌧のクラフト紙機で需要に応じで適時生産している。コンドポガ社は新聞用紙の大半を輸出しており、累積赤字は80億ルーブル(2.98億㌦)。
1月15日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ