スェーデン東部Norrkoping郊外のブラビケン工場新聞用紙機51号の生産を第3四半期を目途に停止し、新聞用紙20万㌧を削減する。需要減、価格圧力、コスト高及びスェーデン通貨高等が削減理由で、ブラビケン工場は51号機停止後、抄紙機2台で戦略的に書籍用紙を含む特殊紙(年産60万㌧)に特化する。
ホルメン社全てのリストラ策が終了すると、同社のスェーデン国内工場の印刷用紙は能力115万㌧となり、その75%が特殊紙(原料の90%は国産フレッシュパルプ100%)。一方スペイン・マドリッドでは古紙原料の新聞用紙30万㌧生産している。昨年スェーデン中央Hallsta工場の超旧式3号機、SC紙14万㌧が停止し、ホルメン社はSC生産から撤退した。
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ