ペルミ州に位置するカマ工場は停止していたLWC7号機(8.6万㌧)を再稼働した。4月にSC紙を若干抄き、5月にLWCの生産に取り掛かったところ。抄造サンプル(SC及びLWC)は出版社数社の評価待ちで、7号機はSCやLWC以外に塗工・非塗工上質紙の生産も可能。同工場には7号機以外に1号機、事務用紙4万㌧の機械が有りこれは2月から稼働している。カマ工場はロシア唯一のLWC生産工場で財務問題から1年以上操業停止状態であったが、所有者がINVESTLESPROMから本年2月にモスクワ本社のENERGOAKIV(キプロスのSEPERIN TRADING所属)に変わった。新体制はLWC33万㌧の増設も意図しており、本年末までに調査を完了する模様。目下詳細は不明。
5月30日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ