最新の統計によれば、北米市場の新聞用紙需要は4月も低落傾向が続き、前年同月比5.3%悪化した。商業印刷分野など新聞以外の用途では当月2%上向いたものの、新聞用紙単体での落ち込み7.3%をわずかに補う程度に終わった。4月の国内出荷も5.2%後退した一方で海外輸出向けは9.4%伸びたが、今年1-4月の累計でみれば前年同期比1.7%の伸びにとどまった。また当月の新聞用紙メーカーの稼働率は95%であった。4月末のメーカー在庫は前月末比1.2%低かったものの、前年同期比では12.8%増の高水準を示した。
5月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ