7月ユーロ圏18ヶ国の季節要因調整後の失業率は11.5%と前月からほぼ横這いで推移したが、前年同月の11.9%からは微減となった。一方、EU28ヶ国の7月失業率は10.2%で、前月とほぼ同等、昨年7月の10.9%から微減となった。7月、ユーロ圏18ヶ国の約1千8百41万人を含むEU28ヶ国の男女約2千4百90万人が失業している状態である。前月と比較するとEU28ヶ国の失業者は4万1千人減少、ユーロ圏18ヶ国では横這いとなった。前年同月比ではEU28ヶ国では約1百63万人減、ユーロ圏18ヶ国では約72万5千人減となっており、ヨーロッパ全体としては雇用市場はやや上向いている。失業率の低い国はオーストリアとドイツがともに4.9%、一方高い国はギリシャの27.2%、スペインの24.5%であった。
8月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ