ブラジルの市場関係者によれば、7月は同国の引き続く景気後退と7月13日に終幕したサッカーW杯期間中の労働力低下を要因として、コンテナー・ボード販売が極めて弱含みな状況に直面していると語っている。W杯トーナメントが終了後10日が経過しても、市場での購買意欲は依然減退したままで、国内需要に盛り上がりが見られないことを立証している。ここ数ヶ月値下がりが散見される原料古紙の低価格によって、特に再生グレードの価格への影響は大きく、7月は包装資材の交渉場面では再度強い値下げ圧力が加えられている状況。
7月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ