最新の統計によれば、9月の季節要因調整後の工業生産指数はユーロ圏18ヶ国、EU28ヶ国いずれも前月比0.6%の上昇をみせた。因みに8月の数値はユーロ圏18ヶ国で前月比1.4%減少、EU28ヶ国でも同1.2%減でそれぞれ数字を落としていた。また9月は前年同月比でみてもユーロ圏18ヶ国、EU28ヶ国いずれも0.6%増加した。当月のユーロ圏工業生産指数が前月比で0.6%上昇した要因は、資本財生産が2.9%増加したことに加え、エネルギー供給も0.3%増加と数字を伸ばしたが、一方、中間消費財が0.6%減、非耐久消費財が0.9%減、耐久消費財は2.6%減、で前者とは対照的な結果となった。
【参考】
ユーロ圏18ヶ国:ベルギー、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ラトビア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スロベニア、スロバキア、フィンランド
EU28ヶ国:上記18ヶ国+ブルガリア、チェコ、デンマーク、クロアチア、リトアニア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スウェーデン、イギリス
11月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ