Stora Enso Packaging社は、フィンランド西部に位置する同社Tjock工場での従業員の臨時解雇実施に関して従業員代表者との協議に入ったことが分かった。同工場は段ボール・カートンを生産している。同社関係者によれば、生産現場に直接関わる従業員のブルーカラー、ホワイトカラーを含め42~46人の臨時解雇で、基本的に営業、財務などの従業員は除くものとしている。臨時解雇の意味するところは、年間30日間の休職で従って週当たり約4日勤務が目指すところとなる。但し、同工場の繁忙期に当たる夏場は期間から除外するもの。今回の措置は、フィンランド国内での段ボール需要の減退が最大の原因で、2008年以降から同工場の生産量は15%縮小していたことによるもの。
2月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ