メキシコ紙パルプ協会が発表した2014年の年次報告書によれば、同国の2014年の紙消費量は前年比1.8%増の730万トンとなった。そのうちパッケージ用紙が60%を占めており、印刷・筆記用紙が23%、ティッシュが14%、その他特殊紙が3%となっている。同国の2014年の紙生産量の合計は490万トンで、前年比1.5%増加した。また、2014年は同国59工場で合計約600万トンの増産強化が図られたが、その稼働率は81%であった。上記59工場のうち、8工場は紙パルプの総合メーカーであるが、残りの51工場は製紙のみの工場である。また、2014年同国の紙消費量の67%は国産紙、36%が輸入紙で、3%が輸出向けとなっている。
6月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ