PPPC発表の最新統計によれば、7月の世界パルプ出荷量合計は前月の約406万トンから5.4%減少して約384万トンとなった。また、前年同月の約372万トンからは3.3%増と数字を伸ばした。内訳をみると、NBKPは前月の約192万トンから約190万トンへ微減となり、またLBKPも前月の約200万トンから当月の約181万トンへ減少した。一方、7月末の世界全体のパルプのメーカー在庫は、35日分(NBKP:30日分、LBKP:40日分)で前月末より2日分少なく、また前年の7月末からも1日分低水準となった。やや低調な出荷に影響を受けた形で、パルプ業界の稼働率も88%と下降気味となっている。
8月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ