フィンランドを本拠とするStora Enso社は、今年7月27日に発表していた末端消費者向け再生板紙を生産するスペインの同社Barcelona工場を非公開株式ファンドQuantum社へ売却する取引を完了した。今回の売却は、Stora Enso社が現在打ち立てている高品質でバージン・パルプ使用の板紙分野への参入戦略に則ったものである。売却株の総額は慣習的な最終日調整を満たした後、1千万ユーロとなる模様。一方、同社は今年8月31日に発表していたオフセット印刷マイクローフルート・パッケージ製造の同社ハンガリーKomarom工場のVan Genechten Packaging International社への売却も完了した。売却株の総額は1千3百万ユーロとなっている。
10月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ