世界最大のユーカリパルプ・メーカーであるブラジルFibria社は、国内既存工業用地に新たに増設を計画している新ラインの立ち上げ時の生産能力を当初の175万トンから185万トンへ上方修正したことが分かった。Horizonte2と命名された同プロジェクトでは、2009年に年産130万トン級のユーカリパイン・ラインが設置された同国中西部Mato Grosso do Sul州に位置する同社Tres Lagoas工場に新ラインを建設する予定で、2017年第4四半期に稼働を開始する予定としている。一方、同社最高財務責任者によれば、現在の為替動向に加え設備供給者との友好理の交渉が功を奏し、ドル換算で約$3億がコスト削減され、プロジェクト全体の最終的な投資費用は$22億と試算している。
11月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ