ブラジル印刷産業協会が発表した最新の情報によれば、2015年ブラジルの印刷業界の仕事量は前年から12%激減すると推測していることが分かった。昨年第3四半期は、前年同期比で17.4%大きく数字を減らしており、年間では昨年初頭に予測していた1.1%減を大きく下回る12%減を見込んでいる。短期的には、同国印刷業界はその在庫量の調整が必要と思われ、また中期的には国内需要の低迷と財政問題への対抗措置を講じるべきとしている。同国内の政治と経済の沈滞と投資意欲の著しい減退によって、このままでは2016年は更に7%の減少を推測せざるを得ないとしている。
1月12日付RISIから抜粋