ブラジル段ボール原紙協会が発表した統計速報値によると、同国の1月~2月段ボール原紙出荷量累計は前年同期比5.5%減の502,440トンとなった。2月単月でみると、出荷量は前年同月比3.9%減の244,612トン、一方、1月の出荷量は同7.0%減の257,828トンであった。また、1月~2月の段ボール原紙出荷量を平米換算すると、前年同期比4.7%減の約9億8千4百万平米となっている。ブラジルの景気低迷が段ボール原紙業界にも悪影響を及ぼしていることが分かる。2015年の出荷量累計も前年比3%減少したと業界が公表している。同協会は、今年の出荷量累計を、関連の段ボール消費市場の動向次第では、昨年並みか或いは上下1%の増減でするものと期待をかけている。
3月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ