メキシコのBio-PAPPEL社が、2016年中に1億米ドルを返済して同社が抱える負債の削減を図る計画を実行に移すこととなった。同社は年内に、同社の事業関連で4千2百万米ドル、同社が2015年に取得した印刷・筆記用紙メーカーScribe社の関連で5千8百万米ドルを支払うこととしている。これらの財務運用を通して、同社は2015年7月に借り受けた2億5千5百万米ドルのローンを大幅に削減させようとの目論見としている。同社によれば、同ローンは1回目の分割払いが行われた5月以降、8月と11月に行なわれる四半期償還に使用されることとなるとしている。同社は、メキシコ、米国南部およびコロンビアに41の生産拠点、13の再生工場を保有し、その生産量は合計で年産320万トンとなっている。
6月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ